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ゼブラ登山クラブ夏山報告④

敬老の日も月曜Today!は営業中!
さて、夏山報告もこれで最終回。夏山登山の締めは...御前山リベンジですっ<`~´> !キリッ!
続けて同じところは行きたくないのですが、奥多摩湖の借りは返しておかないと、私の夏が終わらないと思ったもので。
奥多摩の天気は終日曇りということを入念に確認したのですが、起きると結構降っています。気持ちが揺れますが、ここで行かないと月曜Today!で報告できないという悲しい使命感で重い腰を持ち上げました。支度をして折りたたみの傘をさしながら夜明けの街を駅まで行きました。
新宿からホリデー奥多摩1号に乗って一本で奥多摩駅に。前回と違ってトンネルを抜けるとそこは雨は降っていませんでした。奥多摩駅から西東京バスに乗って奥多摩湖へ。ここまでまったく前回と同じ時間、同じルートです。そして、警備室の横を通ってダムの上を歩き、いよいよ例の行き止まりです。確かに左を見ると建物の裏手のスペースの端っこのほうに控えめな登山口がありました。
「フフフ、今日は引っ掛からねえぞ」とほくそ笑み、御前山登山の開始です。さあ、GPSの電源を入れて電波をキャッチしてスタートだ。キャッチしてスタートだ...スタートだ...。で、5分経っても電波をキャッチしない。歩き始めるうちにキャッチするかな、と思い登り始めることにします。ここでちょっと出遅れ、気持ちが焦ります。
御前山は中級レベルの山となっています。いきなりの急登があるということですが、ここはそれほどでもなくクリアできました。これはそれほどでもないのかな、それとも自分の技量が上がったのかなとやや余裕をかまして先へ進みます。GPSはまだ電波をキャッチしません。もどかしい思いが募ります。ほとんど休憩も取らず登り一時間ほど経ってくると、石の多い急登、木の根が縦横に走っている急登が続き、結構キツくなって来ます。御前山手前の惣岳山(1200m)頂上の直前あたりの急登はさすがに登り坂の途中で何度も休まないと先へ進めなくなりました。汗が前身から噴き出します。ナメてました。やはり中級は中級の山でしたキツいです。スミマセンでした。写真のような登りがそれです。今回は登頂証拠写真としての写真ではなく、この写真でキツさをご紹介したいわけです。惣岳山から400mくらいのところが奥多摩三山でもある御前山(1405m)頂上でした。ここまで2時間くらいでした。
下りは比較的に楽で、鼻歌交じり。時々晴れ間も見えます。ですが、途中から登山道が通行禁止になっていて車道をいくように、との標識がでていて平坦な車道を行きます。で、あとから考えてい見ると結局この車道の行程が全行程の1/3ほどあり、前半のキツさそしてそれを克服した達成感がだいぶ削がれたような気になりました。車道を歩くのは登りは歩きやすいかもしれませんが、ずっと下っていくのは膝に非常に負担がかかりますね。
全行程を終えて境橋バス停に着いたのは登り始めから4時間経ったところでした。結局最後までGPSは機能しなかったので、消費カロリーは計測できませんでした。あれだけキツかったからどれだけ消費したか把握したかったところです。
さて、バスの時間は何時かな?と時刻表をみたら一時間に一本のバスの時間が「今!」でした。あー、トンネルの向こうからバス、来てる!慌ててリュックサックからSuicaを引っ張り出して乗り込みました。
晴れて気持ちのいい奥多摩駅前でキリン秋味でカンパーイ!いやー、前回のリベンジ完了。満足満足(^u^)  Y.F.(9/19)

 

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