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映画で東京散歩

今日は何気なく本屋で見つけて一も二もなく買ってしまった本の紹介です。こういう本が欲しかったぁ。映画とか観ていて、「あっ、ここ☓☓だ!」、「ここ☓☓じゃないかなぁ」とか「えー、昔の☓☓ってこんなだったの!」って思うことありますよね。その☓☓はここだ、って詳細に教えてくれるのが出たばかりのこのキネマ旬報社刊『東京映画地図』(1,944円税込)です。
中身をパラパラみていると夢中になってしまいます。本の構成も良くできていると思います。ちなみに「北区」ということでページが建てられていて、赤羽のところにはご存知『喜劇 駅前開運』が紹介されています。まあ、赤羽があますところなく出てくる映画といえばこれにトドメをさしますね。一連の東宝"駅前シリーズ"で昭和43年の作品です。線路で町が二分されている赤羽東口商店街と西口商店街のライバル争いが愉快なコメディです。森繁が"グレート アカバ~ネ"と連呼するのが可笑しいです。最後は赤羽馬鹿祭りのシーンで締められています。
この『東京映画地図』を片手に東京巡りを是非ともしてみたいと思います。デモネA4判でちと重いのがタマにキズかな。  Y.F.(8/15)

 

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