街道をゆく 台湾
今朝、赤羽駅について、ちょっとの間だと思って傘もささずに歩いていたらマジに降ってきて、びしょ濡れになってしまいました。こんにちは月曜Today!です。
先々週は出張で台湾に行ってきました。仕事の合間に挟まれた"台湾に残る日本の史跡ツアー"というものに参加しました。ガイドは日台に関しての著作も数多い片倉佳史さんでした。目からウロコの話も多く、胸が熱くなりました。この地が日本であった頃にかなり先進的な取り組みをしていたことを、実地を訪れたことで改めて感じました。また、その取り組みが今でも稼働していて、それを台湾の人たちが大切に守り続けているところに日本との古い結びつきを思わざるをえませんでした。
この台湾総統府も日本時代の建築物です。どこか東京駅と似ていますよね。それもそのはずで、東京駅を手掛けた辰野金吾の弟子の長野宇平治が設計したものです。日本風でもあり、オリエンタル風であり、南欧コロニアル風でもあり、いつまでみていても飽きがきません。日本でもほとんどなくなりかけている、百年くらい前の「日本」がここ台湾にはそこかしこにありました。 Y.F.(6/25)