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平成29年度富士総合火力演習④

成立祭代休日の25日も本日営業中、月曜Today!です。

さて、今回で陸上自衛隊富士総合火力演習も最終回。
総合火力演習は2部制になっていて、前半は実演による自衛隊主要装備品の紹介。休憩をはさんだ後半はテーマにそって演習を展開するというものです。講談演習のテーマは「島嶼部に対する攻撃への対応」というものでした。南西諸島の昨今の現実に照らし合わせたテーマだと納得できます。冒頭で物凄い爆音で観客席背後から戦闘機のF-2が2機飛んできました。ヒャー、戦闘機をこの距離で見るのは初めてです。さすがに演習場のスペースがあるので、本当の爆撃はしません。戦闘機で、島嶼に侵入してきた敵を迅速に先制攻撃をするのですね。その後で自衛隊の部隊が島に入って奪還するというシナリオです。それでヘリコプターにのった自衛隊員がヘリから降下して敵を制圧するわけです。写真は多用途ヘリコプターUH-60から自衛隊員が降下してくるところです。あんな高さからロープ一本で降りてくるのか、たいしたもんだな。こういうの角川映画で結構観た気がしますね。
以上、4回にわたって陸上自衛隊の演習をご紹介しました。70年以上、実戦を経験していない日本ですから、机上を含めた演習で臨戦の態勢を維持していかなくてはならず、それは並大抵のことではないと思います。国を護るという大変な任務についている隊員のみなさんが頼もしくみえました。  Y.F.(9/25)

 

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