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スペイン遠征記③

 5日目の朝、前日帰ってくるのが少し遅かったと言う事で、9時に恒例の散歩を行いました。この日の散歩は、少しボールを使いながら体を動かしました。その後、朝食を食べ、練習場に向かい、午前の練習を行いました。夕方に試合があるという事で、軽めの1時間半で練習は終わりました。練習終了後に、町の大型スーパー"Carrefour"へ行きました。"Carrefour"はフランスの大型スーパーです。スペインでフランスのスーパーとは不思議な感じですね・・・
"Carrefour"では、45分の自由時間を設けました。お土産屋と違い一般生活品が多いので、安くたくさんのお土産やお菓子を買ってました。前日に、街で自由行動をしたのもあり、子供達は積極的にお店に入り店員さんと会話をしたり、アイス屋さんでアイスを買ったりしていました。
 
 宿舎に帰り昼食を食べ、試合の時間までお昼休みです。スペインでは、シエスタと言う文化があり、昼寝をするのが一般的みたいです。働き者の日本人には慣れない習慣でした。昼休みを終えて、バスに乗り試合会場に移動しました。前日、ゼブラは1時間半前にグランドに到着して、1時間前にw-upを開始しましたが、スペインでは1時間前に会場に入り、20分,30分前から動き始める感じでした。これも文化の違いを感じました。と言う事で、「郷に入れば郷に従え」で、1時間前に会場入りし30分前にw-up開始にしました。これはこれで、時間に余裕が無い分選手がテキパキ行動をするようになり、良かったと思います。
試合の方は、"Valladolid"と行いました。このチームは、スペインでも育成に定評のあるチームと言う事です。過去には、元日本代表の城彰二が所属していたこともあります。
試合結果は0-7と完敗でした。試合内容も圧倒的に支配されていました。しかし、このゲームから選手が得たものは多かったのではないでしょうか!


6日目は、前日より1時間早い8時から散歩となりました。しかし、いつもストレッチなどを行っている広場で、他のチームがトレーニングをしていたので少し遠くまで散歩をしました。散歩を終え、朝食を取り、この日は世界遺産のあるブルゴスに観光に行きました。ブルゴスは、イベリア半島をおおう広大なメセタ高原の北部、メリノ種羊毛の集散地として繁栄した古都です。国土再征服運動初期には、キリスト教軍勢の旗頭をつとめた軍事都市であり、地名の「ブルゴ」は城に守られた村落の意味があるみたいです。城跡からの、大高原を背にした街並みは爽快そのものでした。
 世界遺産の、大聖堂が建築されたのは13世紀初頭の着工から、約300年かけて完成しました。ゴシックを中心に、ルネッサンス、バロック、ネオクラシックと様々な建築様式で構成されています。中に入ると、その歴史を感じさせる雰囲気に圧倒されました。
教会を出た後は、1時間の自由行動をとりました。選手には1つの課題を出しました。「街を歩いている外国の人と写真を撮る」です。

 1時間の自由行動を終えた後、バスに乗り宿舎に帰りました。宿舎到着後、昼食を食べ少し休み、試合会場に行きました。前日同様1時間前に会場入りし、w-upをして試合に臨みました。試合は"CIA B"と対戦しました。この試合は立ち上がり2分に、栗山航が先制点を決めますが、試合が進むにつれて相手に主導権を握られてしまい、結果1-5で敗戦してしまいました。これで、この大会の最下位が決まってしまいました。試合後、チョッペルさんからチーム全員に記念のTシャツをいただきました。その後、バスに乗り宿舎に帰り夕食を食べ就寝となりました。

続く・・・