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12期生チェコ・ドイツ遠征記⑧『パベルコーチ!!練習ありがとう♪』編

第八弾の『パベルコーチ!!ありがとう』編です。

さて、チェコでの4日目がスタートです。
この日も、1日の始まりは散歩からです。散歩の後は、毎朝同じ朝食でスタートです。

この日の予定は、午前中に練習してから、午はらプラハの中心街の観光予定です!!世界遺産にも登録されている街に出向くので、観光学科卒業の僕としてはワクワクしてたまりませんでした♪
また、午前の練習は、当初僕がトレーニングをするはずだったのですが、『それじゃおもんないな・・・』と思い、現地でのサポートをしてもらっていたパベルコーチに、前日の朝食時に「練習やらへんか?てか、やって!!」とお願いしました。色んな会話の中から、年下と言う事が分かったので、ちょっと強気に、依田やと思って言ってやりました!!笑
パベルからの答えは、「即決できないから夜ご飯まで待ってくれ」との事でした。そして、夜ご飯の時に「明日はやる!!」と言う事で、急遽パベルコーチに練習してもらうことになったのです。やっぱ、自分の考えを遠慮しないでガツンと言う事は、海外でも大切やと感じました♪笑

さて、そんな事で午前の練習は現地のコーチの練習です。パベルコーチから「ウォーミングアップはいつも通り行ってくれ!!」との事だったので、まずは自分たちでブラジル体操とクロスモーションで体をほぐしました!!その後、パベルコーチのもとに集合して、スタートです!!
初めて海外の指導者に教わる選手も多く、言語も英語と言う事で、子供達の顔は不安からスタートしていたと思います。しかし、全員がコーチの言う事にしっかりと耳を傾け、何を言われているのか理解しようと真剣な表情でした。理解出来ていない選手には、理解できている選手が伝えて連数に取り組むという風に、自分たちで解決していたと思います。いつもであれば、聞かなくてもこなせてしまう選手たちも、日本で僕の練習以上に真剣に聞いていたと思います。この、学びの姿勢が1番素晴らしく、成長する事だと思っています。日本では、僕の話を聞かなければ怒られてしまう!!だから、聞いてるフリをしてなんとなくその場を乗り切っている選手が多くいると思います。日本でも、常にこういう姿勢で練習に取り組めれば今までの数倍速く成長出来ると思いますし、僕も選手が聞きたくなるような指導を心がけなあかんなと感じました。

さて、練習メニューですがドリブル・リフティング・2対2+GK・シュート・バー当てでした。少し、楽しい練習が中心の中でも、技術的な部分であったり、勝負に対するこだわりが持てるトレーニングだったのかなと思います。また、最後のバー当てでは時間内に当てられなかった選手は、みんなの前で歌を歌わなければいけないと言うものでした。普段、恥ずかしがり屋な選手たちは、必死になり当てた時の喜びようは凄かったです。サッカーの楽しさと、勝負への必死さを思い出させてくれました。全ての練習が終わり、バベルコーチが選手に感謝の言葉を述べてくれました。

「今日はこのような練習する機会を与えていただきありがとうございました。選手の皆さんと一緒にこのような時間が過ごせて楽しかったです。皆さんが真剣に練習に取り組み、必死に取り組んでくれたおかげで、非常にスムーズに練習が行えました。僕がサッカーで大切だと思う事は、ハードワークと規律だと思っています。このチームにはそれがあると思います。日本に帰っても頑張って下さい。今日はありがとう」

パベルコーチありがとう!!
パベルに学んだ事を、日本でさらに選手が伸びるように俺頑張るでぇーーー!!

さぁー、すぐに支度をして出発やで~~~

つづく・・・