ここは「開成学園発祥の地」なんですが...

成立学園発祥の地でもあるんですね。

成立学園はいまから90年前の大正14年に神田淡路町に創立されました。この地はもともと開成中学校が学校を構えていたのですが、同校が関東大震災を機に移転したため、創立者が開成中学の幹事であったこともあって、その跡地に成立商業として産声をあげたのです。
11月8日(日)にこの発祥の地も含めて、成立学園同窓会主催による秋の散策ツアーということで神田界隈を巡ってきました。
当日は冷たい雨が降る中、秋葉原からスタートして、神田明神、湯島聖堂、そして神田淡路町の学園発祥の地を終点として回りました。三大祭りで有名な神田明神には銭形平次の碑もありました。湯島聖堂は江戸時代の学問の総本山だっただけあって厳かな雰囲気が残っていました。
お茶の水駅の聖橋から靖国通り方向へ降りていきます。ニコライ堂横の岩崎弥太郎邸跡や日立本社、淡路小学校があった一角は再開発されてソラシティ、ワテラスといったビル群と淡路公園に姿を変えました。高層ビルに囲まれ、淡路公園となった園内に発祥地の碑（開成学園のですが）はありました。
江戸から続く帝都の中心地に成立は学校を構えたんですね。あと10年で100年ですよ。　　Y.F.(11/16)