ボロ市にて

年末年始の風物、430年以上続いている世田谷区無形文化財の世田谷ボロ市に昨日行ってきました。これは曜日に関係なく12月と1月の15、16日に開かれます。今回は日曜日に掛っていたので行けました。
古着や古道具を扱ういわば江戸時代からのリサイクル市で、地味なものばかり扱っているんですが、まあ、相変わらずすごい人です。名物、代官餅は一時間待ちの行列。
とりわけ今回、気になったのは外国の人がすごく目につきました。英語やアジアの言葉はもちろん、ドイツ語、フランス語、スペイン語も耳に入ってきました。"王子の狐行列"の時にも触れていましたけれど、きっとガイドブックに紹介されているんでしょう。随分、ディープな日本に突っ込んでくるようになりましたね。体格のいい金髪のおばさんが7、8体のこけしを脇に抱えて買い込んでいました。
さて、私は九谷の徳利に絞って捜していたら、ちょうど赤い木米風のものを見つけて小躍り。昨年、金沢で買った九谷焼の金泥の猪口とやっとセットが完成しました。お気に入りの酒器を見つけられたので、家に帰って熱燗をつけて愉しみました。愉快愉快。
写真はお昼頃、ボロ市通りを地元国士舘大学のマーチングバンドが行進しているところです。
今年の12月は金・土ですね。いけるかなぁ。　　Y.F.（1/16）